卒業したご家庭の声2023

美琴先生のレッスンで段々と問題文を整理して読む事ができるようになり、選択肢問題は文章中の根拠を確認すること、記述問題も問題文から必要な要素を取り出して文章を作ることを何度も練習しているうちに、気が付いたら国語が得点源になっていました。ありがとうございました。（本人）
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サピックスには３年生で入塾しました。共働きでサポートの時間も限られる中で、特に国語については本人が特段読書好きでもなく、また両親ともに国語の教え方がわからずほとんど手をつけずに過ごしていました。5年生を目前にこのままではいけないと、美琴先生にお願いする事になりました。レッスン時に親の不在が多い事が心配でしたが快く引き受けてくださいました。

美琴先生のレッスンは先生のやり方ありき、ではなく家庭ごとの状況や求めるサポートに柔軟に対応してくださるスタイルです。我が家の場合、簡単にいうと美琴先生に国語を「丸投げ」させて頂きました。サピックスの毎週の授業や毎月のテストの復習がレッスン時間内に完結することは本人にとっても親にとっても精神的にとても有り難かったです。

レッスンでは、とにかく問題文をしっかりと読めるようになること、そうすることで設問の答えも自ずと導き出されることを教えて頂きました。テキストの良質な問題文を美琴先生と精読し、設問に根拠を持って解答することを毎週繰り返すうちに、徐々にテストでも読解問題で大きく外すことが少なくなり、本人も力がついてきた事を実感するようになったと思います。6年の夏頃には国語が「足を引っ張る苦手科目」から「頼りになる得意科目」になりました。

6年の夏の終わりからはいよいよ過去問に取り組み始めました。第一志望としていた学校の国語は毎年長い物語文の大問一題のみ、記述問題が多くかつての息子なら取り組む前に諦めてしまうような内容でしたが、過去問開始後から国語は概ね合格点をクリアすることができ本人も自信が持てましたし、心置きなく他の科目に集中することができました。

また直前期には１時間半のレッスン時間をサピックスのテキストと第一志望校の過去問の振り返りの２本立て、時には併願校の３本立てでお願いすることもありました。美琴先生はこちらの要望を聞きつつ今必要なこと、必要のないことを的確に指示して下さりこの時期を迷いなく過ごせたことがとてもよかったです。

入試前の年末ごろには美琴先生と「もう国語は大丈夫そうですね(あの国語がね、、、)」と二人でしみじみお話しました。沢山の素晴らしい文章と出会えたこと、それらの文章に小手先の技ではなく真っ直ぐ向き合う力を養えたことは受験を通して得られた財産です。この時期に既に親子共々中学受験ができて良かったと思えたことで気持ち良く入試に向かうことができました。

最終的には第一志望の学校は残念な結果でしたが、美琴先生のレッスンで身につけた国語の力で学校ごとに違った問題形式にも自信を持って臨むことができたようです。そして思いがけず慶應中等部に合格をいただき美琴先生の後輩になることができ、改めてご縁をかみしめております。

気難しくなってきた年頃の息子にとって、親と塾とは別のところで自分の事を理解してくださる美琴先生の存在は特別だったと思いますし、私たち親にとってもなくてはならない力強いサポーターでした。素晴らしい出会いに感謝いたします。（お母さま）

先生の指導は明確です。できたことは、どこが出来たから〇だったのか。できないことができるようになったのは、何をがんばったからか。できないことはどこが出来なかったから✕だったのか。

どこができるようになれば、〇点とれるのか。知らなかったのか、知っていたのに忘れていたのか。ということを塾のテキストや試験問題、直前期には過去問の採点をしていただく中で指摘していただけます。

先生は「私はご両親と一緒に並走する役割です。どちらかが欠けても、バランスを崩して上に載っている子供が落ちてしまいます。だから両輪がしっかりと回るようにがんばりましょう」とおっしゃりました。ですので、見出された課題は子供だけでなく、その課題をクリアするために親が家庭でできる塾のテキストの活用方法や宿題の優先順位等もご指導いただきました。

子供のすべてを先生に委ねるのではなく、一番身近で見ている親が、その子に今何が足りていないか、子供の態度に不安に思っていること、１か月後、２か月後どうあってほしいかを考え、それを先生に伝えると、子供の性格に合ったできることを提案して頂けます。美琴先生とのかかわり方で先生がおっしゃった「並走」ということだと思います。

１月に入り、塾の授業も総復習になる中で、「試験日直前まで伸びる。つべこべ言わずに、とにかくやるしかないよ！！」と言い続け、合格するために今日すべきことを明確に示していただけたことで、娘は１月の勉強を明確な目標をもって取り組むことができました。そして、その目標の進度を先生が次の授業でチェックするというスケジューリングで進めたことで、今まで味わってこなかった「これさえやれば問題が解ける」という感覚を身に着け、試験へと望む自信が醸成されたと思っています。

私たちには反抗しかしなかった娘が先生には試験に対する焦り、不安を吐露していたことを知り、娘は自分の思いを積極的に話をする子ではないことは熟知したうえで、何気ない会話の中からうまく聞き出してくれたのだと思うと、そういう場所を与えていただいたことに本当に感謝しています。

私たち親にも、相談できる場所があるという安心感を得られたのはとても大きかったと思います。先生に出会わなかった２年間を想像すると、反抗期の娘と思うように進まない勉強。その状況を塾に相談してもよいものかと悩み、時間がだけが過ぎていく状態だった気がしています。でも、美琴先生はたくさんの受験生やご家族を見ている経験があるので、どんな些細な悩みでもアドバイスをいただけます。先生には私たち自身が救われる場所を用意していただきました。

順調に進めてこられた受験勉強期ではなく、大喧嘩しかしていない毎日でしたが、「これをやれば絶対に伸びるから」と言葉をかけ続けて下さったおかげで、娘の自信を目覚めさせ、成長させていただいき、素敵な学校をたくさん受験できる機会をいただきました。

娘の人生を変えてくれた出会いに本当に感謝しています。

本当に本当にありがとうございました。

（お母さま）

1つ目は美琴先生と読書についてたくさん話 し合えたことです。私や先生が読んだ本について お互いの意見を交換することはとても楽しかった です。

次に、国語以外にも苦手で、後回しにしが ちだった算数に触れてもらっていたことです。私 の基礎トレの進み具合をしっかりと先生に見守っ てもらえたことにより、算数をきちんとやらなければ!という気持ちが出来たことが大きかったで す。

最後に、今解き教室などの教材を通して時事 問題について話していたことです。友達や塾の先 生ではない大人と時事問題について話し合うとい う体験はとても貴重なものだったと思います。

美琴先生の授業を受けたことによって、女子学院 に受かりたいという明確な目標を持つこともで き、それに向かって進んでいくことができまし た。2年と少しの間、楽しい授業をありがとうございました。（本人）
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娘は、国語に関しては今までの読書経験と感覚で 読んでしまっている部分があり、SAPIXの授業にはついていっている状況でしたが、もう一段深 く、中学受験に留まらない文章と付き合える力を 養って欲しい、親以外の中立的な立場(でもプロ)の方の言葉を聞いて欲しい、との思いから4年生後 期より先生にレッスンをお願いしました。

SAPIXの授業やテストのやり直し、6年生になったら過去問添削を主に見て頂きましたが、読み落としてはいけないポイント、記述での要素確認、自身の記述の過不足部分の洗い出しなど丁寧に見ていただけた事で、娘の解答の精度は少しずつ上 がっていったように思います。

また模試の成績が 振るわなかった時も、内容の精査はもちろんの事、コンディションの整え方だったり次回の文章 への向き合い方だったりを娘に懇々と説いてくださったことは、親の声が届きにくい年頃の娘にも素直に入っていき、助かりました。

最後に、親のメンターとしても大変お世話 になりました。ともするとあれもこれも…と親ばかりヒートアップし娘にも色々と欲張ってしまい そうになる所を、ご経験に基づくアドバイスで落ち着くことができ、親の不安ばかりが先行していた時には温かな助言に何度も救われました。ご自身の中受の経験談や今までのご指導から感じられた事、娘の読書へのアドバイスなど、参考になった事は思い出し始めるとキリがありませんが、娘がのびのびと国語に向き合えたのは、先生のおかげだと思っております。（お母さま）